息子が7歳を迎えて — 振り返りとこれからの願い

ウエスト症候群

先日、息子が7歳の誕生日を迎えました。
家族みんなや親せきからたくさんお祝いしてもらい、喜んでいる姿を見ていると胸の奥がじんわりと温かくなりました。


小さく生まれたあの日

息子は小さく、少し弱々しい体で生まれてきました。
2才になるころ「ウエスト症候群」という難治性てんかんの診断を受け、私たちの子育ては普通のスタートラインとは違う場所から始まりました。

入院、投薬、成長の遅れ、日常の不安・・。
「将来、普通に生活できるのだろうか?」という心配は、ずっと頭の片隅にありました。


ゆっくりだけど、確実な歩み

息子の成長は、同年代の子どもたちよりずっとゆっくりです。
立ち上がったのは3歳ごろ、走れるようになったのは6歳になってから。
今でもジャンプはできませんが、それでも、できることは少しずつ増えています。

療育施設にも長く通いました。
そこで学んだことや、支援員の方々との関わりは、息子にとって大きな財産です。
普通小学校の支援学級にも通い、同世代の友達と触れ合う時間が増えました。
「怖い」「やめておく」と自分の気持ちを言葉で表せるようになったのも、この1〜2年の変化です。


喜びをくれる日常

7歳になった息子は、毎日小さな喜びを運んでくれます。
「行ってきます」と言って学校に行く姿は、とても誇らしく見えます。

授業中に集中が切れてしまうこともありますが、クラスの友達が自然に手助けしてくれます。
そんな光景を見るたびに、人の優しさと子ども同士の純粋な関わりに、胸が熱くなります。


これからの課題

もちろん、課題もあります。
学習のスピードはどうしても周囲より遅く、支援員の数も限られているため、授業中に手厚く見てもらえない場面もあります。
家庭での学習サポートや療育の継続は、これからも欠かせません。

また、体の動きやバランス感覚もまだまだ発展途上です。
運動遊びや軽いトレーニングを通して、少しずつ体の使い方を覚えてもらえたらと思っています。


7歳という節目に思うこと

「普通」と呼ばれる道とは違うかもしれません。
でも、息子は息子なりのペースで確かに成長しています。
7年前、病院のベッドで小さく眠っていたあの子が、今は笑って「ただいま!」と帰ってくる。
その姿を見るだけで、すべての苦労が報われるような気がします。


これからの願い

私の願いは、とてもシンプルです。
息子が自分の足で歩き、自分の言葉で想いを伝え、自分の好きなことを見つけられるようになること。
そして、困難に出会ったときも、素直に誰かに助けを求められる強さを持ってほしい。

7歳は、まだまだスタートラインです。息子と一緒に親子ともども成長していきたいと思います。

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